BLOGS営業Kのよもやま話

2014.08.24 / 仕事のこと

収益不動産講座 その3「リスク」

若干リアルな話に入っていこうかと思います。
収益不動産投資におけるリスクとは何でしょうか?
いろいろ考えられますが、基本的には賃料が入らない事が一番
やばいですよね

①賃料滞納
②夜逃げ
③自殺・事件
今回は上記3点に絞ります。

①の賃料滞納は入居者の性格にもよりますが、生活状態等により
ルーズになる場合も多々考えられます。これを回避するためには
入居申込時に「賃料保証」という保険の加入を義務付ける方法があります。
もちろん、連帯保証人をつければ、契約者と同等の請求権が発生しますが、
素直に支払ってくれるともかぎりませんので・・・

②「夜逃げ」これは非常にわかり辛いですが、
滞納が続きポストがパンパンになってたり
メーターが動いていない等から判断して、
仲介業者あるいは警察に立会いを願い中を調べる必要があります。
これは夜逃げと判断されたとして、中に残された荷物の搬出・処分、
次の入居者の募集になるまで結構な工程と費用負担が考えられます。
入居者とのコミュニケーションが大切だというのは
こういった前兆を察知できるかもしれないという意味もあります。

③「自殺・事件」収益不動産にとって決定的なダメージは
これだと思います。これに対する対策ははっきり言って・・・です。
不動産取引において、重要事項の説明時にこれらの事は「心理的瑕疵」
と言って、もし聞いていたら契約しないかもしれない事項に該当するため
必ずこれを説明する必要があります。ただし、直近にこういうことがあれば
それはそうでしょうけど、どこまで前の事を説明しなければならないのか
前の前の入居者、前の前の前の入居者での事象の場合はどうなるのか
この辺についてははっきりとしたガイドラインはないみたいです。

そんな事言い出したら説明の時に「戦国時代にこの辺で戦があったかもしれませんので
この辺で殺し合いがあったかもです」なんて事言わないとあきませんか?ってなりますよね。

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